アンケートのプレゼントに当たりやすくなるコツ教えます
以前あるネットショップでプレゼント当選者の抽選担当をしていたことがあります。
アンケートの「商品購入後に〇〇について答えるともらえる」や「ショップへのコメントを残すともらえる」というもの。
プレゼントは1,500円相当のものでしたが、導入してからアンケートの回答率はかなり上がりました。
あくまでも私がいた会社でのルールですが、懸賞に応募するときの参考にしてもらえたらと思います。
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懸賞の当選者を選ぶルール
しっかりした内容のコメントを書くと選ばれやすい
アンケートに答えるともらえるプレゼントは、コメントが命。
無理にショップをほめる必要はありませんが、「商品のどこが気に入ったのか」「なぜこのショップで買ったのか」をしっかり説明してくれた人から当選者を選んでいました。
「よかったです」などの一言コメントは残念ながら選ばれません。
購入金額も関係する
抽選では、一定の金額(例:3,000円)以上を購入してくれた人の中から当選者を選んでいました。
100円の買い物をした人に1,500円の商品をプレゼントするのは難しいですよね。
しかし、金額についての条件をアンケートの募集時に提示していなかったので、この切り捨ては卑怯だったかもしれません。
購入商品も関係する
プレゼント品と似た商品を購入していた人は抽選から除外していました。
例)化粧水を購入した人に、また化粧水をプレゼントする
これは、購入した商品と同じ種類のものを贈っても喜ばれないだろうという理由からです。
個人的に、プレゼントがほしくてアンケートに答えてくれたのだから、除外することはないのにと思っていました。
よくある懸賞の疑問
本当にちゃんとプレゼント送ってるの?
私のいた会社では、毎月提示した人数にきちんとプレゼントを送っていました。
でないと、わざわざアンケートに答えてくれたお客さんに失礼すぎますもんね。
私も懸賞に応募するとき、当たらないだろうと思いながら「本当にちゃんと当選品送ってるの?」と疑いを抱くことがあります。
特に「当選は賞品の発送をもって代えさせていただきます」タイプのものだと本当に当選者はいたのか、主催者以外には知りようがないですよね。
こんな事件もあったので、プレゼントを送っていない悪質な企業もあるのかもしれません。
読者プレゼントの当選水増し 秋田書店を処分へ
2013/8/19 日本経済新聞
雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示したのは景品表示法違反(有利誤認)に当たるとして、消費者庁は出版社の秋田書店(東京・千代田)に再発防止の措置命令を出す方針を固めた。複数の人に当たるとしながら1つも発送していない景品もあった。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。
秋田書店は女性向け月刊誌で雑貨や家電製品などの当選者数を実際より多く記載。次号以降で当選者として架空の名前を載せた事例もあった。
個人情報を変なことに使っていない?
私のいた会社では、プレゼントの発送以外には利用しませんでした。
アンケートのコメント欄の珍事件
長い間抽選を担当していると、こんなこともありました。
貴重なクレームなのに対応しない
「電話で問い合わせをしたとき、カスタマーのAという人の対応がひどかった」というクレームのコメントをいただいたときのこと。
気付いて上司に報告しましたが、カスタマーは別部署で波風を立てたくないとスルーされました。
カスタマー部署に恨まれたくない、という気持ちは分からないでもないけど…。
しかし、他にもクレームがあったのか、Aさんは半年後にカスタマーから別の部署に移動になりました。
サイトの表示くずれの指摘 修正方法まで
「サイトの表示がおかしいですよ。冒頭のタグを〇〇に修正すると直ると思います」
これは親切なWEB関係者の方からいただいた、とてもありがたいコメントでした。
的確な指摘のおかげで、きれいに直すことができました。
個人情報丸出しのコメント
「〇〇(フルネーム)の知り合いだから!」
どうやら社員の友達の方が商品を購入してコメントを書いてくれたようでした。
笑えるコメントでしたが、個人情報が含まれるのでサイトからは削除しました。
時々自分の名前を記入する方もいます。
気づいたら削除するようにしていましたが、気づかないとそのままです。
個人情報は入力しないようにしましょう。
まとめ
プレゼントに応募するときに「この企業はプレゼントをすることによって何を得たいのか」を考えてアンケートに答えると当選しやすくなるかもしれません。
でも、一番最初は多数の応募からランダムに絞り込むので、当選するかどうかは運次第です。
プレゼントの抽選作業は時間がかかって面倒なこともありましたが、気づかなかったことを指摘されたり、意外な購入目的があることが分かったりして、楽しみながら作業していました。
何気ないコメントでも、大きな改善につながることもあるので、気軽にしてみると回り回って利用者にもメリットがあるのではないでしょうか。