SMAP解散の街頭インタビューに思うテレビのつまらなさ


SMAPが解散するそうである。

朝ニュースを見ているとSMAP解散について取り上げていた。
街頭インタビューで何人かに感想を聞いている。
「えー!?ショックです。」
「信じられません!残念です。」
と何人かが一大事のようにコメントしていた。

何だこれ。
ほんとかよと思う。
そんなにSMAPってあなたの心の中の大部分を占めていたんだ。

日本独特のつまらない予定調和。
流すべきコメントを探して言うべきコメントを言う人がいる。
それを何も考えずにニュースで流す。

ものすごくつまらない。

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意味のないインタビューならなくていい

SMAPが解散する。
が、引き続きメンバーはそれぞれ活動するらしい。
全員がこれを期に一切の活動を停止して芸能界から消えるわけではない。

そもそもこれは街頭インタビューする必要あるんだろうか?
本当に視聴者は市民の皆様のありきたりなリアクションが見たいんだろうか?

「SMAPが解散するんですよ。今どんな気持ちですか?」とカメラを向けれられて、
「どうでもいいですね」
「あー。そうなんですか」
とコメントしてもテレビ局側にカットされるだけだろう。
そのまま流せば最悪ジャニーズ事務所からクレームが付く。
だからそんなコメントがあったとしても絶対に放送しない。
SMAP解散に対してショックを受けている・残念がっている(ふりをした)人のコメントだけが放送される。

インタビューされる方もそんなこと折り込みである。
もしかしたら自分がテレビに映るかも?という期待からテレビ局側が求めるコメントをする。

視聴者も(無意識の内に)言わされた・編集されたインタビューを見て何か得られるんだろうか?
「えー。ショックー。信じられなーい。」と自分も同じ感想をもって安心するんだろうか?

ものすごくつまらない。
予定調和を放送するテレビ局とそれを受け取る視聴者。
はっきり言ってお互いに時間の無駄だ。

どうせなら視聴者が楽しめるインタビューを

インタビュー自体が悪いことだとは思わない。
テレビ局はせめて面白く見せる工夫をしたらどうか?

SMAPをデビュー当時からずっと応援している筋金入りのSMAPファンとか。
海外の熱狂的なSMAPファンにインタビューする。
号泣して全身全霊でSMAPの解散を悲しんでいる人のインタビューの方が絶対おもしろい。
「こんなにSMAPって愛されているんだな。やっぱりSMAPすごいな。」
と視聴者に訴えるものがある。

偏った放送になるかもしれないがSMAPがどれ位好きか嫌いかは人によって異なる。
SMAPは言わずと知れた国民的アイドルだ。
だから今さらファンでもない一般市民にインタビューしても無意味だ。

インタビューで尺稼ぎ・手抜き

でもそんな人探しだしてコメントもらうの大変だもんね。
だからそこら辺を歩いている市民の皆様に聞く。

その時間を使ってSMAPの今までの軌跡や実績を詳しく放送する方が余程有意義だ。

とりあえずインタビューを流せば何十秒かの尺は簡単に稼げる。
だからテレビ局はすぐに街頭インタビューを流したがる。


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