怖い話好きも大満足!怖くて面白い「なんば怪談花月 2016」レポート
芸人たちが語る怪談ってあまり怖くなさそう。
とちらっとでも思ったアナタ。間違いです!
吉本の怪談とあなどることなかれ!
怪談ファンも十分楽しめる濃い話が多く充実したライブでした。
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夏の吉本恒例怪談イベント「なんば怪談花月」
会場は900人収容でほぼ満席。
いつもの怪談ライブと違い、若いお笑いファンの女の子が多くて華やかでした。
司会はブラックマヨネーズの小杉と福本愛菜。
夏らしく浴衣を着て登場。
出演者は
ありがとう あみ
ダブルアート 真べぇ
ガリガリガリクソン
学即天 奥田
ツートライブ たかのり
島田秀平
松原タニシ
若手芸人5人(名前忘れた…)
出演者がそれぞれ2話ずつ怖い話を語る構成。
本格的な怪談から実話系の怖い話、心霊写真や動画まであり盛りだくさん。
ほぼ出演者自信かその知り合いの体験談でどこかで聞いたような話はなく、満足度が高かった。
「なんば怪談花月」一番の収穫
司会のブラックマヨネーズの小杉がかわいかったこと。
「もう怖い。嫌や、さっさと終わらせたい」とライブ自体を早く終わらようとする。
出演者で一人だけ浴衣を着ているあみに対して
「それ自前で用意したん?お前の本気が怖いわ」とツッコミ(笑)。
怖がりながらも全体をキッチリまとめ芸歴の長さを感じさせた。
最後に恐怖のサプライズ
最後にお化け屋敷的なサプライズ演出があった。
あれは純粋な怪談好きには微妙だった。
怪談なら怪談だけで怖がらせてほしい。
あれは普通のお客さんに対するサービスだから仕方がないのかな…
一話だけ怖い話紹介「ラーメン屋のおばあさん」
松原タニシが短くて面白い怪談を語ったので紹介します。
松原タニシはラーメン屋でアルバイトをしていた。
深夜誰もいない店内で店番をしているといつの間にか食券機の前におばあさんが立っている。
おばあさんはうつむいて小声で何かブツブツとつぶやいている。
松原タニシは気持ち悪いなあと思いながらおばあさんを見ていた。
おばあさんの声がだんだん大きくなり何を言っているか聞こえてきた。
「1…3…19。1…3…19。」と数字を繰り返しつぶやいている。
その声はどんどん大きくなり、最後におばあさんは松原タニシの方を向いて「上本町1の3の19!」と叫んだ。
それは松原タニシの住所だった。
松原タニシが驚いているとおばあさんはいつの間にかいなくなっていた。
※注意※
上の数字はフェイクです。間違っても松原タニシの本当の住所だと思い込んで突撃しないように!
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