ゲスト北野誠！中山市朗ダークナイト vol.19

2016年9月11日2017年7月20日

2016年8月27日（土）中山市朗主催の怪談ライブ DarkNight（ダークナイト）vol.19に行ってきました。
いやーいつもに増して今回は特に濃い怪談が聞けました！

場所はいつもの道頓堀ＺＡＺＡ。中座くいだおれビルの地下１階。
今回はゲストが北野誠ということもあり、すぐに予約が埋まったとのこと。

北野誠が解き明かす！わかった怪談

開始早々北野誠が「中山先生、分かったことがあるねん」と中山市朗に報告。
その内容は六甲山の歩道橋とホテルプラザに関する話でした。
どちらももうすでに取り壊されてありません。

六甲山の朽ちた歩道橋

昔六甲山の展望台の近くに朽ちた歩道橋があった。
どこにも続かない目的のよく分からない歩道橋で幽霊の目撃談が多かった。
その１つに雨の降る日に歩道橋から人影が飛び降りるというものがあった。
ここには北野誠と中山市朗がそれぞれ取材をしていて奇妙な体験をしている。

つい最近北野誠が六甲山の近くに住むおじいさんから聞いた話。
あの歩道橋はトンネルの工事関係者の飯場に行くために作られた。
昭和20年頃、大雨が降り土砂崩れで飯場が飲み込まれて多くの作業員が命を落とした。
雨の降る日に歩道橋から人影が落ちるのはそういう理由からしい。

ホテルプラザ1901号室

「新耳袋第六夜」に収録されている話。
北野誠がサイキック青年団収録後にいつも朝日放送が用意していたホテルに泊まっていた。
それがホテルプラザの1901号室だった。

詳細は「新耳袋第六夜第四十八話　バスルーム」にて。
北野誠が1901号室に泊まった時、夜中に何度も勝手にシャワーが出る。
ホテルの従業員にそれを訴えていると19階の窓の外からバーンと手形がついた。
また、桂南光もホテルプラザで紫色の玉が部屋のドアを通り抜けるのを目撃して気持ち悪がっていた。

最近、あの時窓がバーンと叩かれた理由が分かったそうだ。
ホテルプラザの隣に大阪タワーがあり、そこから人が飛び降りることがよくあったらしい。
飛び降りた人がちょうどホテルプラザの19、20階にぶつかることが多かった。
北野誠がかつて1901号室で聞いた音はきっとそれだと思ったという。

松原タニシが危ない！命を取るかネタを取るか

神社に拒否される男

話題は北野誠と同じ松竹芸能の「事故物件住みます芸人」松原タニシの話に。
事故物件に住んでいるせいか、おかしなものが憑いているらしい。
そのせいで神社に入ろうとすると拒否されるかのように強風が吹き荒れる。
タニシが願い事を書いた絵馬が風に煽られて飛んで行く。
北野誠が巫女さんに「よくあんな人連れてきましたね。動物霊の集合体のけだものが憑いてますよ」と言われる。など色々あるようです。

顔認識されない男

デジカメで写真を取ろうとするとタニシだけ顔が認識されず膝のあたりに４つ顔認証が出る。
あるイベントでファンとタニシが写真を撮った。
４～５人のファンに囲まれたタニシだけなぜかブロンズ像のような黒いくすんだ色に写っている。
その写真をステージのスクリーンに映して私達も見ることができました。
影の具合とかではなく確かにタニシだけ色がおかしい。
北野誠も「俺もう気持ち悪からあんまりこの写真見たくない」とビビっていました。
周囲からは色々心配されているが松原タニシ本人は仕事が増えて喜んでいるらしい。

松原タニシの話は面白いものが多く、怪談界の若手ホープとして応援しています。
でも「命あっての物種」という言葉があるようにこれから彼の身に何か起きないか心配でもあります。