ウワサの京都の幽霊マンション「メタボ広沢」が入居者募集中!
京都の幽霊マンション人気ですね。
みなさんご存知のように京都の幽霊マンションの名前は「メタボ広沢」。
新耳袋にも取り上げられた心霊現象てんこ盛りのマンションです。
何が起きたのか詳しく知りたい方はこちら。
→ 京都の幽霊マンションの心霊現象まとめ
「メタボ広沢」は心霊スポットとして注目されていますが、今その物件自体に住むことができるって知っていましたか?(2017年2月時点)
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幽霊マンションは普通に入居者を募集していた
マンション名が「メタボ広沢」から「SEASON嵐山」へと変わっています。
あまりにもマンション名が有名になりすぎたからですかね…。
2016年9月に内装と外装をリノベーションしたようです。
心霊スポットサイトなどで紹介されているおどろおどろしい写真とはうって変わり、爽やかな外観に生まれ変わりました。
お安い家賃と魅力的な立地!早い者勝ち!
6階と7階のそれぞれ1部屋ずつ入居者を募集しています。
どちらの部屋も条件はほぼ同じです。
賃料(管理費) | 5.3万円 (7,000円 ) |
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敷金 / 礼金 | 無 / 無 |
交通 | JR山陰本線 嵯峨嵐山駅 徒歩7分 |
築年月(築年数) | 1974年11月 ( 築43年 ) |
専有面積 | 53.09m² |
主要採光面 | 606号室 / 東、702号室 / 西 |
間取り | 2LDK |
もっと詳しく知りたい人はこちら
→「SEASON嵐山」の物件情報(HOME’S)
部屋の広さが53.09m²で家賃が6万円(管理費込)はかなり安いといえます。
すぐ近くにコンビニとスーパーがあって駅から徒歩7分!
内装もリフォームが入っているので室内も明るくきれいです。
もう住むしかない!(不動産仲介業者の回し者)
じゃあお前が住めよって?
私はトイレ・洗面所・お風呂が一体になっているのが嫌だからパス。
このお風呂、冬めっちゃ寒そう!あと掃除が大変そう。
トイレ・洗面所・お風呂を別々にしたら入居率が絶対にアップすると思います。
「SEASON嵐山」の大家さん、ぜひ洗面所・バスルームのリフォームのご検討を!
幽霊マンションに住むメリットとデメリット
ノリで心霊スポットに行くことはありますが、そこに住むとなれば話は別。
幽霊マンションに住むメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
「メタボ広沢」に住むメリット
- 広くて安い部屋に住める
- 駅・コンビニ・スーパーから近く、便利な立地
- 心霊スポットのように一瞬の恐怖を楽しむのではなく、日常生活の中で腰を据えて心霊体験を味わえるかもしれない
- 心霊物件に住んでいることでちょっとした人気者になれる
- 事故物件住みます芸人の松原タニシのように自分を売り出すことも可能
1と2は普通の賃貸物件としてのメリットです。
心霊現象なんてものは信じないし気にしないという人はこれだけで住むメリットがあると思います。
3は、心霊体験というものを体験したいのにできない!という人にオススメです。
絶対に心霊体験ができるとは保証できませんが…。
4と5は対外的なメリットです。
オカルト好き・好奇心の強い知り合いなら1度は部屋に来たがること必至!
また、心霊物件に住むというユニークな体験からブログや書籍で情報を発信できますね。
ここに住めばアナタも「事故物件住みます芸人(松原タニシ)」ならぬ「幽霊マンション住みます一般人」になれる!
「メタボ広沢」に住むデメリット
- 飛び降り自殺の名所として有名
- マンションに無関係の人が引き寄せられて突発的に飛び降り自殺しようとする(九十九怪談 第九夜)
- 霊感のある人は飛び降りをする影が見えたり、地面に人が激突する音が聞こえる
- 霊感のある人が外から見ると、マンションの廊下は幽霊で鈴なり状態
- 住み続けられないぐらい怖い目にあうかもしれない
1は客観的な情報です。
「メタボ広沢」は周辺地域でも飛び降り自殺の名所として有名な場所です。
今は飛び降り自殺を防ぐ対策が色々とされているそうですが、一度有名になったらそのイメージはなかなか抜けません。
心霊現象には遭遇しなくても、飛び降り自殺の現場に遭遇するかもしれない可能性があります。
3と4は書籍や中山市朗氏の怪談ライブで聞いた情報です。
しかし、書籍や怪談ライブの情報はかなり昔のもの(「新耳袋 第六夜」の初版発行年は2001年、ライブでの情報も2005年前後)なので、今はそのような現象は起こらないかもしれません。
5はもう、住む人や住む部屋によって異なるとしか言えません。
全く何も体験することなく退去する人もいるかもしれませんし、何かのきっかけで信じられないような体験をする人もいるかもしれません。
これは住んでみないと分からないでしょう。
まとめ
心霊現象は客観的なデータを取ることができないので、ここに住めば必ず何か体験できるとは断言できません。
かつて「メタボ広沢」住人で心霊現象が原因で亡くなった人がいるという話も(あくまで私の知る範囲で)聞いたことはありません。
興味のある人は住んでみるのも面白いのではないでしょうか?
また、心霊現象がてんこ盛りに起こるという8階は、現在入居者を募集してないようですが、どうしても「みさおさん」に会いたい!という人はダメ元で不動産業者に交渉してみるのもいいかもしれません。
(「みさおさん」について知りたい人は「新耳袋 第六夜」を読んで下さい)
ただ、何かあったらすぐ引っ越しができるように金銭的な備えはしておいた方がいいと思います。
私も金銭的な余裕ができたら、京都のセカンドハウスとして借りてみたいと思っています。
これを読んで、まったく住む気はないのに内覧や問い合わせをするなど、不動産業者さんに迷惑をかける行為は絶対にやめてください。